2004-11-25
蔵のある街「中町」(松本市)を歩きました。
そこで、「松本市はかり資料館」に出くわし、
はかりは重要な役割を果たしている割には
軽視されているなと感じ、入ってみました。
そこには、重量計ではない「秤」が所狭しと
並べられており、中でも雌雄選別器なる不思
議な秤に興味を覚え、どのような原理で雌雄
の判別を行うのかと尋ねてみました。
基準の錘と繭との0.05gの差でその雌雄を
判別すると聞かされ、思わず「本当ですか?」
と失礼なことを口走ってしまいました。すると、
そんなにうまく行く筈がない、とのお答えに二度
ビックリ。
要は、体格の立派な重い繭を再生産するた
めに用いていたのが事実ではないかとのことで
した。秤にのせられていた繭は、養蚕農家のふ
ところとバランスしてたのかと、資料館を後にし
ました。
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