「回生」の年に
2017-01-01


「回生」は
食う読む寝るの小気味よさ
青空に一点の曇りなし

「回生」は、鶴見和子『回生』、『回生を生きる』より教示を受けた。

>「回生」は命が救われたということだ。「生」 life は「生命」、「生
  活」、それから「人生」になる。新しい人生を創るという考え方に
  なってきたんです。そう、人生を設計する・・・元の人生にもどる
  のではなくて、方向を違えて新しい人生を創る。復帰ではなくて
  回生なんです。

〜最初に、生命レベルでの回生があった。それから歩けるように
 なったのは生活レベルでの回生であった。それだけに終わらず
 に、人生を再建するつもりでやって行く。これからの人生を考え
 たい。

  わがうちの埋蔵資源発掘し
  新しき象(かたち)創りてゆかん

>埋蔵資源=隠れた潜在的な能力

〜誰でも何年か生きてきた人には、資源が埋蔵されているんで
 す。それからその前にDNAがあるんですよ。自分の祖先のDNA
 がずっとあるんです。自分の中に。それから、自分が生まれて後
 に学習した、すべてのものが埋蔵されて資源としてあるんですね。
 それを使わないで死んじゃう人が多いんです。
 
〜こういう病気になることによって、それを発掘する。
 外からのしげきよりも、自分自身の中にあるものにとても関心が
 向くんです。それぞれをいろいろ発掘して、リハビリテーションを
 通して新しい象にそれを発掘していくんですよ。
[11.19]
[読書]

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