2018-10-01
from 『脳を守るたった1つの習慣』(築山節著)
書く習慣>
脳は使わないと機能を維持できない。脳神経外科の重症の患者
さんが、退院した後も健やかな脳を維持するには、日々の出来事
を何らかの形式で書いて記録する習慣化が必要だ。
脳を、脳幹(体調)、大脳辺縁系(感情)、大脳新皮質(理性)の三
つの機能に分けて、脳を守ることを説明する。
(脳幹は負荷をかけずに守るもの。辺縁系は暴走を防ぎ躾けるも
の。新皮質は新しい情報に触れて育てるもの。)
「書く」には時間がかかる。これが重要で、その時間を持つことで、
自分を客観視する(新皮質使用)ことができる。
入力〜処理:辺縁系が受け取った感情的気持ちを、新皮質で理
性的に考え直す
処理〜出力:紙に書くことで頭の中が整理され、脳の記憶引き出
しにきれいに格納できる
続けるコツ
5分だけ、10分だけと、ごく短い時間に区切って始める
やるべきことが最初から明確に決まっている(何を書くのかを予
め決めておく)
ノートを書く習慣は実行できなければ意味がない!生命の脳幹、
感情の辺縁系、理性の新皮質。この三つをバランス良く保ち続
けるための究極の一つの習慣がノートを書くこと!
一年後、十年後に読み返してみると、昔の自分に出会い、会話
をすることができるはずだ。
セ記事を書く
セコメントをする